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=木曜日=
ここ数日、私の気持ちの半分はキナコの卒乳が占めている。連休前日にキナコは2才になった。この連休と週末を使わずしていつ断乳する!?というくらいのカレンダーに合わせて、卒業してもらうことにした。アンコと違ってキナコは昼間もまだまだ授乳が必要だったし私の思い切りが悪くって、卒業に向けての進行はゆっくりゆっくり。
でも、とうとうゴールが見えてきた。昨夜、もう本当に本当に最後だよ、と涙目のキナコに言い聞かせて授乳して、お別れの儀式だなと思える会話をして、キナコの満足げな笑顔も見て、それでも夜中に起きて泣いたのを(ふだんは一度も起きないことが多いのにね)なんとか寝かせて、今朝のキナコは笑顔だったのだ。そして今日は1日、飲まずに過ごしたのだ。
ここが肝心、と今夜はお風呂にも一緒に入らず、寝かしつけもアンコとキナコを並べて、子守唄ととんとん、でやり過ごそうとしてみた。すると最初はニコニコしていたキナコがぐずつき始め、そのうち「抱っこ!」と起きてきた。はいはい、と抱っこして、歌を続けた。騒ぐキナコの気を、あの手この手でそらしつつ、アンコをとんとん。
しばらくすると、私を一心に見つめていたアンコがこう言った。
「おかあさん・・・明日の朝は○ちゃん(アンコ)抱っこして。抱っこしてほしくなっちゃったよ」
いいよ、と答えると、にこっとして「なみだがぽろりとこぼれちゃったよ」と目をごしごしとこすった。
久しぶりの子守唄をニコニコしながら聴いているとばかり思っていたアンコは、がんばっていたのだった。
・・・ごめんね。抱っこしてあげられなくてごめんね。さっき、目が痒い、と何度もごしごししていたのは、涙が出ちゃったからかな。キナコばっかりずるい!って、いつもみたいに言わないのは、なんでかな。言うとお母さん「無理!」って怒るからかな。ごめんね。
今は、キナコにとって、とってもとっても大事なとき。これが済んだら一緒におでかけしようね。2人でお茶しようね。もうちょっと待ってね。そしたらお姉ちゃんの番だよ。いつもがんばってくれて、ありがとう。待ってくれて、ありがとう。泣いていいよ。がまんしなくていいよ。お母さんに教えてね。
この2年間、アンコは本当にがんばったと思う。私が優しくしてやれなかった時間は、まだ取り返しがつくだろうか。今夜、キナコは授乳なしでアンコよりずいぶん遅れて眠った。明日はアンコを抱いて眠れるだろうか。私は今日のことを、ずっと忘れずにいてやれるだろうか。物思う秋の夜。
=月曜日=
3週間ぶりのタップ。アンコは「ひさしぶりだよね」とうれしそう。「なんか笑っちゃう」とちょっと照れてもいたみたい。久しぶりのレッスンが楽しみでよかった、と思うのが親だなぁと自覚して、そんな自分に驚いたりする。ステップ踏んで汗かいて。気持ちよさそうだったので、私もやってみようかとちらと思った。意外。踊るのは好きだけれどタップはね、パーカッションはやりたいけれどタップはね、そう思い続けていたのに。アンコ効果だろうか。気さくに教えてくれながらもレッスンには手を抜かない先生の雰囲気のせいか。
ところで。金曜の夜から、蚊に刺されたと思っていた虫さされがひどく腫れ始めて、刺された跡がどんどんどんどん広がって、二の腕がパンパンになるところまでいった。それがやっと落ち着いて、ピークを越えたみたい。まだまだ痒いけれど、ひと安心。保冷剤で冷やしたり、包帯を巻いてみたり、大騒ぎだったのだ。あんなに反応するなんて、身体が弱っているんだろうか。ちょっと風邪気味のような気もするし、気をつけなくちゃ。
朝一番、マイケル・ジャクソン氏の訃報を知り、驚く。取り急ぎ、出かけたばかりの夫に電話。出ないのでメールでお知らせ。夫もびっくりしたらしいが、意外と冷静な返信で、ちょっと不満。もっと「えーーー!!!」っていうのを期待していたのに。
夢を見た。
無音のその世界を、覚えている範囲でメモ。
なにかのところへ なにかでつながりのあるお母さんたちと一緒に出かけ
自分だけ戻ってくる
戻ってみたらうちの車は階段の上にあって
そこにえっちらおっちらベビーカーとか荷物とか(どんどん増えていく)を運んで
そこに通りがかるのは 近くにあるらしい児童館かなにかのスタッフのおばちゃんたち
笑顔の彼女たちとちょっと会話とかして
その人たちと別れたあと 階段を上って行ってみたら
ベビーカーの横にバッグが置かれていて 財布とカードケースが落ちていて
中身は空
やられた!
歩いている高校生たちの後ろ姿とか
トンネルとガードレールの感じとか
いつもマザーバッグとして使っているバッグとか
財布とカードケースの散らかり具合とか
すごくリアル
取り急ぎカード会社に連絡をしようと 入ったのは文化センターのようなところ
そこでおじさんに状況を伝え電話を貸してくれるようお願い
初老でかっぷくのいいそのおじさんは 初めて会ったんじゃないような 親しみのある笑顔で
まるでサンタさん 丸っこくてつやつやした頬をして
私にとってはサンタクロースそのもののイメージ
ニコニコしていて目までがいたずらっぽく笑っている
いろんな書類を出して書く でも失敗ばかりで ちゃんと書けない
日本語で話していて通じているはずなのに
通じないような通じているような もどかしいのだけれど焦らない不思議な時間
やっとのことで電話が登場
でもその電話 かけるまでに途方もなく長いしかけがあって
(ここ押して 次はこれ押して ぐるっと回して 2つ押して とかそういう)
それを操作するおじさんが いたずらっぽく笑っていて
いつしか私はその膝の上にいて
目の前にはカラフルで大きなビーズでできた
のれんのようなカーテンのようなものがいっぱいかかったレール
ピンクと赤と黄色が中心のネオンというかきらきらした世界に
電話(子機)は白くてパステルの黄色やピンクにぴかぴか光って
小さなモニターのところには
アメリカやフランス雑貨にありそうなクマが笑ってポーズをとっているイラスト
そこへ夫が仕事仲間とともに登場
財布の中身を盗まれたというと ものすごーくショックを受けた
そこへ矢継ぎ早に連絡のお願いをしていたら
・・・目が覚めた。しばし茫然。時計を見たらもうすぐお迎えという時間で、でもカラダが動かない。現実に戻れず、茫然。夢の世界なのに、感情がとてもリアルで、こういうのは久しぶり。
おじさんと電話を見ているところには 父が出てきた。にこにこ笑ってそうかそうかと私を見ている。子どもの頃からよく知っている笑顔だ。子煩悩な顔だ。
一時期、ストーリーが特にないイメージだけの夢をたくさん見た。大人の絵本の中に紛れ込んだような、少し怖いような夢。この感じは久しぶりだなぁとぼんやりしつつキナコの準備をして出かけたら、アンコのお迎えに遅刻した。バスに10秒ほど遅れて到着。友人の機転で、アンコは園に戻らずに済んだ。今日も感謝☆
昨夜、夜も更けてから降り出した雨の中を、夫が杖をついて帰宅。フットサルで捻挫だって! 驚くやら呆れるやら。3日前に冷凍庫の扉が開きっぱなしだったことを根に持っているので、あまり同情しない。食べ物の恨みは恐ろしいのだ。でも足で良かったよねー。腕とか手首だったら仕事にならないぞ。抱っこもなにもできないぞ。妻の眉間は狭くなり続けるぞ。まぁゆっくりしろということでしょう。内省しつつ養生していただきたいところ。
それはともかく。今朝は久しぶりに蒸しパンを作った(冷凍庫から救出された食材消化メニュー・・・とかわざわざ書いて執念深い)ら、子どもたちが「おいしーね」「おいちーね」とニコニコしながら食べた。嬉しい。こういうことしばらくしていなかったなぁ。手作り雑貨への憧憬があまりない私だが、食に関しては手作り奨励派。ただしパンを除く。そして人が私に作ってくれるパンを除く(人に作ってもらうオヤツといれてもらうお茶はなぜあんなに美味しいのか。そしてパンはオヤツ。注釈が多い)。
・・・あぁ今日は眠気が尋常じゃない。四六時中眠いのではなくて、PCに向かっていて、や、寝かしつけをしていて、のときに襲って来る睡魔が強い。眠すぎて吐き気がするくらい。しかも首がものすごーく痒い。これはSOSですか、そうですか。早く寝ようねー。
最近の私は意地悪だ。というのは、主にアンコに対して。大人げないなぁ。アンコの返答で気分を害したりすると、じゃあもう勝手にすれば、という態度に出てしまって、アンコがわざと楽しげに話しかけてきても「あ、そう」と答えるばかりで相手にしてやらなかったりして、取りつく島がないというか。抱っこしてやればそれで済む話だとわかっていても、おいで、と優しく声をかけることがどうしてもできない。なにか優しい言葉をかけてやろうと思うのだけれど、怒ったような言い方しかできなくて、そんな私にアンコが甘えてくることもなかなかなくて。
アンコがキナコに「あ、そう! じゃあもう知らないからね!! 勝手に○○になれば!!!」と、ふん!と鼻息も荒く訣別しているのを聞くと、意地悪だなぁと思うのと同時に、私の真似だな、と落ち込む(さすがに私はそんな台詞は言わないが)。5才児相手にムキになっているなんて、ねぇ。
あと、実は夫に対してもだけれど、そちらは理由があるので、別の問題。まったくわかってないにもほどがあるというか気を遣わなさすぎというかそんなこともわからないとは情けないというような気分になっているので、意地悪ではなくて夫婦喧嘩に分類されるだろうと思う。そちらもなんとかしたいところ。
反省というより愚痴ばかりのこの頃。嫌なスパイラル。早く抜けたいぞ。
*またまたPCがご機嫌ナナメ。写真は後日。
今日はとっても穏やかによい日になった。
・・・はずだったのに。夕食後にアンコが泣いていつものとおり。泣かせたいわけでも凹ませたいわけでもないのに、なんでこうなるのかなー。大人げないから?
キナコとぶーぶでいっぱい散歩してね。アンコの好きなパンをオヤツにして3人で公園に行ってね。食べたいっていう野菜のリゾットを作ってね。おいしいね!ってニコニコ食べてね。たまにはね、って内緒の買い物もしてね。
なのに結局、いつものとおり。気持ちの納めどころがわからず、ぐずぐず泣き続けるアンコにそう優しくもなく声かけ(このあたり、子どもの頃から苦手だ。適当に優しい言葉なんてかけられない)をしていたら、風呂上がりのオムツ嫌いが逃げ出して、リビングの床に水たまりを作って、それを拭いていたらアンコが転んで頭を打って泣いて、そっちの話を聞いていたら、出たよーという声がして、リビングに戻ったらまた水たまり。しかもそれを水遊びよろしく足でばしゃばしゃしようとしているキナコを、今度は叱ってオムツを履かせて、気を取り直しつつあるアンコの足(ずっと治っていない傷が気になって病院に行ったら、とびひだった)に薬を塗ったり包帯を巻いたりして。
寝かしつける頃には、苛立つより疲れるより、脱力する。かろうじて早寝だけは達成。というわけで、今日は満点としよう。さぁ、明日は締切だ。
今日もアンコに八つ当たりしちゃったなぁと反省しつつ、アンコの寝顔を眺めて。「明日はもっといい日になるよ」と話しかけたら「うん。一緒に食べた方がおいしいもんね☆」と返事があった。・・・寝てるんだよね? くすくす笑っちゃいながら「だいすき」と言ったら「○○ちゃんも〜☆」と嬉しそうに言って、すぅすぅ寝息をたてた。こういうことがあるから、親業はなんとかなる。なんとでもなる。
予定をしたって子どもたちとそのとおりに動くのは難しい。世の中は私を中心には動いてくれない。ということはわかりすぎるほどわかっているくせに、なににこんなに苛ついているのだろうと思う日がある。今日もそう。夕方から、いつもより半オクターブ高い声を出してキィキィと叫んでいた気がする。キィキィ叫ぶと、アンコは反発し、キナコは従順になる。どうもお母さんのムシの居所が悪いらしいというのは、子どもにはすぐわかることだ。反応の差は、男女の差だろうか。
イライラするのは、自分の思いどおりに事が進まないから、なんだそうだ。自分の思いどおり、かぁ。私の"思い"ってなんだろう。子どもたちを20時までにベッドに入れることだろうか。部屋が片付いていることだろうか。モノを減らすことだろうか。
たまに、私はどうなりたいんだろうと思うことがある。子どもたちの世話に追われ、友人たちとのお喋りを楽しみ、家事をして、ときには仕事をして、ふぅと息をついてお茶を飲みつつPCの前に座る・・・この生活の先に、私はどうなりたいんだろう。実現可能かどうかは別として、どうなりたいのか。手に入れたいものはなんなのか。考えたら、わりと具体案がないってことに気づく。
好きなときにヨガができて、本や雑誌が読めて、思いを文章にして。はっきりしているのは、それくらいか。あぁ、あと、アレが食べたい、って思ったときにそれを食べに行けるというのも、いいな。衝動買いできる余裕、というのもいいな。
・・・でも、その前に。片付いた部屋と睡眠時間が欲しい。まずはそれだけ。
=水曜日=
気づけば夜。気づけば深夜。日付が変わって、けっこう経つ。まだあれもこれもそれもやらなくちゃいけないのにー。
実は明日からちょっとおでかけ。仕事を終わらせて冷蔵庫を空にして、出ないといけない。たまりにたまっている洗濯物もなんとかしたい。しかも出かける準備も必要。準備といえば、月曜に買ったアンコと私の荷物を探したが、家中どこにもないんだよね。袋ごとだから、どこかに置いているんだと思うんだけど・・・まったく記憶にないなぁ。キナコの帽子もないってことは、一緒にどこかに置いてきちゃったりしている!? あぁ、にわかに気になってきた。気になるけれど、全然思い出せない。買い物のあとからの記憶を、誰か私に戻して・・・。
そんななか、テレビが壊れた。そういえば朝、キナコが消したときに変な音がした気がしたが、あれは気のせいではなかったらしい。私が電源をつけたときには、もうスイッチが入らず、コンセントを差しなおしたらバチっと光って、嫌なにおいが・・・。それから怖くてコンセントを抜いたまま。すぐに調べてみたら、どうやらリコール対象の症状らしい。我が家のテレビはいまだにブラウン管。地デジとやらになるし、薄型のほうがいいし、これを機に新しいものに替えるか、それとも修理か、悩みどころ。テレビ、大人は観ないが、子守に必要不可欠なんだよなぁ。
それにしても、蒸し蒸し暑い! まだ5月だよね。early summerじゃないのか。あ、summerなのか。まだ梅雨も来るねー。買ったものはともかく、キナコの帽子、カムバーック!