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=土曜日=
今日は午前中、買い物に出るはずだった。年の瀬の街は混むから、さっと行ってさっと帰るつもりで、朝からそわそわ。
・・・だったのだけれど。子どもたちが始めたクリスマスの飾り付け(やろうやろうと言いながら今年も直前に)のために掃除をする羽目になり(汚れていようがなんだろうがその上にクリスマスを作り上げていっちゃうんだよね)、気づいたらリビングの大きな窓をせっせと拭いていた。
今日は快晴。陽当たりのいいリビングはさほど寒くもなくて、絶好の窓拭き日和。もともと窓拭きは大好きだ。小学校の掃除の時間にも窓を拭いていたなぁ、と思い出す。実家の大掃除でも、窓拭きが担当。ついでにガラスのあるところは全部。ついでのついでで、磨くものの多い水回りも。お姉ちゃんが拭くときれいになる、という家族の言葉に、浮かれるというよりは"そうでしょ"と得意な気持ちになって、毎年せっせと磨いていた。今思えば、うまいこと親に乗せられただけの可能性がなきにしもあらずだが、そんなことで子どものやる気は30才を超えた今まで続くのだ。なにで自信がついてモチベーションになるかわからない。やっぱり子どもは褒めて育てるのがいいということだろう。
そんなことを思いながら窓に残る洗剤の跡をごしごし拭いていたら"あ、予定を流れに任せるっていうのはこういうことかな"とも思った。いつもなにかしら予定をして、その枠内で動くので、それができないとイライラするのだけれど、今日は平気。流れに任せるのが好きな夫の気分ってこんな感じなのかな。
そうして15時まで大掃除のとっかかりみたいなことに明け暮れた。途中で炊いた玄米は、初めておいしく炊けたよね、と夫と顔を見合わせたくらいの出来。加圧と水を射込むことと蒸気の様子に注意した結果かな。ベルエポックなのでメモ。
○ササニシキ=米3:水5
○元気な蒸気で10分強火キープ
○弱すぎない火でくゆらせて25〜30分
○蒸らし15〜20分
夕方はひとりで買い物へ。街は、さすが師走というかさすがクリスマス前、だった。珍しくひとりだけれど、ゆっくり自分の買い物をする間もなく、必要なものだけ買って帰宅。そんな私も年末っぽいなぁ。大掃除、続けるぞ。
=木曜日=
今日もよく喋ったなぁ。10時半に集まって、気づけばお昼ゴハンの時間になっていて、子どもたちの帰宅に合わせてあわてて解散。いつもいつも思うことだが、話すと気づくことがたくさんある。そのために出会ったり今日みたいに過ごす機会があるのかな。教えてね、と言われて話しても、そのやりとりのなかで逆に教えてもらうことがあって、人に何かを教える、なんてことはレシピのあるものや講座かなにかでしかありえないのかもしれない。
じゃあね、と手を振って時計を見ると、アンコのお迎えには2時間をちょっと切るくらいの残り時間。帰宅してキナコを寝かせるには微妙する時間で、少しの買い物と寄り道をした。そしたら2人の友人にバッタリ出会って、ちょうど話したいことがあったりして、偶然に驚く。そういや朝も連絡したかった友人と同じ電車になったんだった。それも信号の不具合による電車の遅れがあったおかげで。偶然って偶然じゃないのね。
結局、ものすごく中途半端に余った時間は、公園で過ごした。居合わせた友人に、キナコに合わせてて偉いね、と言われて嬉しくなった。ちょっとは子どもに合わせられるようになったかな。今思えば私に合わせっぱなしだったアンコが不憫。もっともっと外遊び(おでかけじゃなくて、なにもしない時間)をさせてあげればよかったな。後悔先に立たず。
ところで、そのアンコはお疲れ気味。眠る前になると、ちょっと強く言っただけでめそめそしたりする。今週幼稚園で始まった竹馬、初日から歩けて跳べて(!)とっても上手だし、自信持ってていい時期だと思うのだけれど、どうしたのかな。がんばっているからこそ、寝不足かなぁ。アンコの膝小僧は、傷だらけ。絆創膏を3枚重ねてもはみ出る擦り傷や青あざがいっぱい。それでも竹馬が好きなんだそうだ。主事の先生はその足を「がんばる足」って言ってくれたんだって。先生、素敵な言葉をありがとう。もうあと1日で冬休み。早寝早起きで楽しく過ごそうね。
=水曜日=
珍しく、というか初めてアンコを預かってもらって勉強会に出かけた。夏に砂浴合宿でお世話になったY先生の講座。Y先生は母と同い年で、軽妙でシャレの利いた方。その語り口が好きで、一度しっかりお話をうかがいたいと思っていた。単発で参加できるものの、1年間テーマを決めて行われた講座のまとめの回ということで、マクロビオティックとはなにか、のさわりを教えていただいた。
マクロビオティックを生活に取り入れることにしてから、3年くらいになる(はずだ)。座談会形式の"学び合い"というスタイルのものには参加したことがあるが、座学の講座は初めてだった。これが初めてでよかったなぁ。最後に質問をさせていただき、キナコの今の症状に対する食事のアドバイスをいただいた。さっそくやってみなくっちゃね。
そしてやっぱり控えた方がいいのは、パン。会場最寄りの駅前においしそうなパン屋さんがあって帰りに買おうと思っていたのだけれど、断念。後ろ髪を引かれつつ、もうひとつの駅から帰ることにして、未練を断ち切った。パンは手強いなぁ。はぁ。
キナコはよく動いてよく喋って、邪魔をしたと思うのだけれど、皆さん素知らぬ顔をしていてくれて、ありがたかった。帰る間際に先生が「いい子に育ってる」と笑顔で言ってくれたのが、とても嬉しかった。付き合ってくれたキナコ、ありがとう。待っていてくれたアンコ、ありがとう。そして快くアンコを預かってくれた友人には心から感謝。しっかり身にしていきたいな。
=火曜日=
このところ、アンコのピアノに対する熱がまた上がっている様子。毎日ピンポロンとトイピアノを叩いている。お隣のお姉ちゃんが用意してくれた練習曲の楽譜は見ていない。見るのは幼稚園で習った歌のしおりと、童謡集くらい。あとは憶えている曲をつっかえつっかえ、再現していく。テレビ番組の主題歌とかどこかで聴いた曲とか、クラシックとか、なんでも。
鍵盤が足りないし弾きにくいのに、飽きることなく弾いている姿を見ていたら、ちょっと不憫な気がしてきて、お隣さんにピアノを貸していただくことにした。曜日を決めてお宅にお邪魔して、毎週30分から1時間、弾かせてもらうのだ。初日、スキップするように駆けて行ったアンコはわき目もふらずに弾いていたらしく、お隣のお母さんに感心された。で、夫と私は思ったのだ。この集中力、今がピアノの始めどきなのかも。
とはいえ、どこでどのようにピアノを習い始めるのがいいのかは、まったく見当がつかず。いろんなママにアドバイスをもらっているが、大事なのは子どもと先生(教室)の相性みたい。これはやってみるまでわからないよね・・・。
というわけで、今日は初めての体験レッスンに行ってきた。近くのショッピングセンターにあるスタジオでの個人レッスン。新しいそこは綺麗で静か。主に大人向けの施設なので、落ち着いていてそれもよし。アンコは緊張するかと思いきや人見知りせず先生に話しかけ、話をしている大人にしびれを切らして「早く弾きたいよ!」と(笑顔で)言うほどのテンションで、終わってからは「この先生がいい!!」と、もう入会する気まんまんなのだった。
たしかに今日の先生は私も好きだったな。でも、もう少しいろいろ探してみたい。もうちょっと体験ジプシーしましょう。ピアノね・・・とりあえず、うちにピアノがないよね。はてさて、なにからどうしたものやら。
=金曜日=
雨の日って疲れる。自由すぎるキナコの自己主張に付き合う余裕がなくなるのだ。傘だし濡れるしままならないし。
この2日間、アンコは「おかあさん おこっちゃダメ!」と泣きべそをかく。以前に比べたら格段に怒鳴る回数は減っているのだけれど、怒られて受けるダメージには変わりがないみたい。怒るのと叱るのとは違うはずだけれど、アンコにとっては同じようにストレスがかかるんだろう。お母さん機嫌悪いな、と適当に受け流せる年齢ではないのだから、当たり前か。
わかっちゃいるのだ。今日なんて、寝る前にちょっとキナコに意地悪をしたアンコを叱っただけで、機嫌が悪かったわけでもなんでもない。でも、アンコは私が機嫌が悪くて八つ当たりしたときと同じようにべそをかくのだった。
まぁね・・・わからんでもないのよ・・・おかーさんもね、叱りたいわけでも怒りたいわけでもないのだよ。まずは、姉弟ゲンカを減らしてみたまえ。それだけでずいぶん変わるんだけどなぁ。
=水曜日=
ちょっとした用があったついでに、近所の友人がおしゃべりしに来てくれた。
アトピーのこと、マクロビオティックのこと、ホメオパシーのこと、絵本のこと・・・短い時間に、笑いながら愚痴りながら、たくさん話して、どれがどうということはないんだけれど、時間丸ごとが"勉強になったなぁ"という感じ。
とっても満たされた気分になった私は、いつになく子どもたちに寛容で。紙粘土で遊んでいたアンコとキナコが粘土のかたまりを投げていても。それを踏んでいても。足も腕も真っ白になっていても(半袖半ズボンだったから!)。その足で歩いた床が真っ白になっていても(半端じゃなく)。笑って過ごせたのだった。
自ら掃除を買って出たアンコは、邪魔するキナコに怒ってふてくされ、そのアンコにキナコがじゃれついてダイビングしてアンコが大泣きして、そのあとも小競り合いが続いて、用があって電話していた私のところに相手の声がまったく聞こえないくらいわぁわぁと泣いてキナコが駆けてきて、その服の裾をつかんで一緒に来たアンコも泣きべそで、電話を切った私が二人まとめて抱っこだ!と言っても収拾がつかず、いいからとにかく座りなさい、と抱きかかえたら2人とも号泣・・・ってことも、そのあとに起きたのだけれど。なんだか笑ってしまったのだった。
おしゃべりの効果は、すごい。
今日、教えてもらったこと。
情報は、インプットだけじゃなくアウトプットして初めて理解できる。
キナコから教えてもらったこと。
砂場で魚の形を作るのは、楽しい。
そうそう、電話の相手がとっても感じよかった、ってこともごきげんの理由のひとつ。見習いたい。
今日もよい日でした。
=月曜日=
寒くなるぞ、と身構えていた今朝。一家揃って朝寝坊。キナコがにこにこと起こしてくれたから気持ちよく目覚めたけれど、時計を見たら、あわわわ!となるほどの時間で、お弁当が要らない日で本当によかった。
昼に帰ってきたアンコを迎えて、キナコと3人、買い物へ。途中、キナコが寝て、アンコと2人でお昼ゴハンを食べるチャンス☆だったのに、買い物を済ませて、さぁゴハン、というときにキナコが起きた。寝ているうちに買い物を済ませようとしたのがいけなかった。アンコはとってもとってもがっかりして、ふてくされていた。
私もちょっとがっかり。いや、けっこうがっかり。先日からずっと2人で"デート"しようとしているのに、ことごとく未遂に終わっているんだもん(って、なんか振られっぱなしの子みたい)。
だったらなんで、アンコと2人の食事を最優先してやらなかったのかなぁ。今のうちこれだけは、あとこれだけは、と"これだけ"の塵が積もって山になった。しかも、ちょっとそれを予測していたところもある。しかも、こういうこと、わりとよくあるのだ。そのあとも、優しくしてやりたいと思っているくせに、アンコには小言ばかり。大反省。
さっき、私を挟んで両側に寝ている子どもたちの寝顔が本当にかわいくて、しみじみ眺めていいこいいこした。母って幸せ。子どもたちの笑顔のために、できることはたくさんある。まだまだ修行が足りないぞ。できることから変えていこう。
=金曜日=
この頃のキナコの行動は、アンコの幼い頃(といってもまだ幼いけれども)を思い出させる。なんでも自分でしたくって、なんでも自分の思い通りにしたいのだ。
着替えは自分でしたい。お母さんが決めた服なんて着ない。着たい服が洗い立てで干したばかりでも、それを着たい。
車には乗りたくない。自分の赤いブーブで行きたい(疲れたらブーブはお母さんが持って自分は抱っこ)。車には自分が最初に乗りたい。誰かが先にドアを開けたり乗り込んだりしたら、やる前からやり直し。
服は自分で決めるから。スナップは自分で止めるから。(止める場所が)違うよ、と言われたらプライドが傷ついて、お怒りモード。
・・・ほかにもいろいろいろいろ。一事が万事この調子で、なにをするにも今までの3倍ほどの時間がかかる。服を着るのに時間がかかるのは、ずいぶん早くに服を渡しておけばそれに集中しているからいいのだけれど、あとはね、もうほんとに、ね。
気持ちはわかるし成長は嬉しいけれど、母にも都合とかやりたいこととか、あるのだよ。疲れているときもあるのだよ。そんなに付き合ってばかりもいられないのだよ。
でも、アンコより扱いやすい気がするのは、私が慣れたからか。それとも、否応なく連れ回される2人目の宿命にキナコが慣れているからか。
自分では、きぃきぃとうるさく言って、キナコを押さえつけてばかりのように思えるのだけれど、先日、幼稚園で別のクラスのママに「いつも付き合ってあげてすごいなぁって思うんです」なんて言われてしまった。ほんとに!?と本気で驚いて聞き返したら、何度かそういう場面を見ていつも感心していました、だって。嬉しいなぁ。そんなふうに言ってもらえるようなときも、あるんだ!? しかも綺麗にしているママ(好感度高し)だったから、嬉しさ割り増し。
もっともっと、甘やかすのではなく、自由にできる時間と空間を与えてあげたいなぁ。キナコにも、アンコにも。アンコには、キナコよりはるかに"大人の都合"に合わせることを要求してきたから、今さらだけど、解放してやりたい。なかなかできないけど、ね。
=火曜日=
いつもながら。言ったことを、言わなくてもよかったかな、と省みる。このところ、気持ちを伝える努力をしないでいるから、考えを言葉にするのが、思いのほか難しい。しかも言ってから、伝わっていないことに気づくから始末が悪い。はじめに輪郭が伝わらなかったものは、言葉を重ねれば重ねるほど、その姿を曖昧にしていく。
・・・で、はじめに戻ると、そもそもそれは言わなくてもいいことだったかもしれない。またやってしまったなぁ。
今日は、なんだそうだったのか・・・ということもあって。ほとんど失望に近いけれどちょっと違うその感じは、ずーっと昔に何度も感じたのと同じで。子どもの頃の自分に出会った気がした。やっぱり私はそんなに変わっていないんだ。よいか悪いかはわからないけれども。そうして、また少しなにかを諦める。それがとても久しぶりだということを幸せだと思いつつ。
さらに今日は懇談会が長く長く長引いた日でもあった。係が決まらないとかそういう消極的なんじゃない。先生もママたちも、熱心で子どもが大切で。みんなお疲れさま。熱気に当てられて(?)疲れました。とっても寒い寒い日だったしね。明日はちょっと元気出せるもの食べようかな。食いしん坊。
=月曜日=
こんなに怒らなくてもいいはずなのに。さっき、にこにこ笑い合って、もうこれで大丈夫と思ったはずなのに。
なんでまた、怒っちゃうのかなぁ。
いやいや期のキナコは、なにかっていうと文句を言い。なんでもかんでも自分がやると言ってきかない。順調に成長中なわけだけれども、それに付き合ってばかりもいられない母にとってはストレスフル。キナコは、私の話を聞いている。うん聞こえた、でもやる、そういう感じ。ひどいときには、私の顔を見ながらやる。でもやりたいんだもん、なのだ。アンコのときよりもはるかにそれを許容してやる私だが(それはアンコにしてみれば不公平に違いない)、やっていいことと悪いことは、本人の理解がどうであれ知らせるべきだと信じているので、よく叱る。その場から無理矢理離すとか、力づくのこともある。ぐちゃぐちゃと言い続けるよりいいと思うから。
でも、その言葉だったり態度だったりが、強すぎる自覚があるんだよね。アンコがそれを真似したり、ごくたまにはキナコが真似したりするのを聞くと、苦々しい。で、それもまたストレスフル。アンコはアンコで、何度言ってもきかないし。今朝はその繰り返しで怒りと意地の悪循環で、1時間以上幼稚園に遅刻(もう休む、と言ったアンコは、欠席を連絡した電話に出た昨年の担任の先生により救われて登園)したのだった。ひとつだけよかったのは、なにがどうなってこうなったのかをわかっているし、お互い心の中で反省していることもわかっているアンコに、追い打ちをかける説教や話をしないで済ませられたこと。
叱るのと怒るのとは違う。しつけという言葉は好きじゃない。また"お母さん"の過渡期なのかなぁ。親育てだよ、まったく。